毎年5月下旬ごろに青梅が出回り始めると、梅のシロップ(我が家では梅ジュースと呼んでいます。)を作ります。材料は、青梅2㎏:氷砂糖1.5㎏:三温糖500g:リンゴ酢(穀物酢)300ccです。今年は氷砂糖の分量の一部を三温糖で仕込みました。できあがるのは7月の海の日毎年この日と決めています。お水で割って、ソーダ割り、かき氷のシロップにしたりと夏の味として毎年活躍してくれます。
材料
最初に書いてある通りなのですがあらためて。。。
- 青梅・・・2Kg
- 氷砂糖・・・1.5kg(1㎏の氷砂糖を2袋購入して、残り500gは梅酒に使います。)
- 三温糖・・・500g(白砂糖でもいいです。梅酢のあがりがよくなります。)
- ※氷砂糖2Kgでも大丈夫です。その場合今回入れた三温糖は入れません。
- リンゴ酢・・・300㏄(穀物酢でも大丈夫です。)
- 保存瓶は8Lのものを毎年使ってます。
作り方
保存瓶を食品用のアルコールスプレーで消毒します。中蓋も消毒します。よくスーパーでも見かける保存瓶に熱湯をかけると割れてしまうものもあります。注意書きなどしっかり確認してくださいね。
マルサンパントリー パストリーゼ77 スプレー付 500ml + 詰め替えボトル 1000ml アルコール分77%
青梅を流水で洗います。
流水で洗った青梅をザルにあげます。家の中に青梅のいい香りが広がります。
梅を清潔な布巾でふいてヘタを取ります。
梅氷砂糖を交互に入れます。一番上に三温糖を入れます。毎年思うのですが青梅と氷砂糖が重なった景色「綺麗だなー」って。
最後にリンゴ酢300㏄を回しかけます。今年はたまたまリンゴ酢が家にあったのでリンゴ酢でしたが、いつもは穀物酢を使ってます。
保存瓶を横にして転がして、リンゴ酢を青梅全体に行き渡らせます。
こんな感じになります。
翌日の模様です。梅酢が上がってくるまでカビが生えるのが心配です。前日とおなじように横にして転がします。保存瓶から液体が出てこないよう気を付けてこの作業を毎日行います。
一週間後の模様です。今年は三温糖を入れたので色が濃いですね。青梅も少しシワが出てきましたね。三温糖が沈殿していますし、氷砂糖が溶けるまで瓶を斜めにして、コロコロ転がす作業を毎日行います。
氷砂糖が溶けても、まだ酢がきついです。家は7月半ばまで寝かせます。時々気休めにコロコロ転がしてみたりしながら。。海の日の3連休前後に飲み始めます。ソーダ割が一番人気です。水割りは安定の美味しさですし、かき氷にもとてもよく合います。
1ヶ月ほど置くと酸味がまろやかになり飲みやすくなります。
お好みですが、5倍に希釈して飲みます。
美味しい!
ちょっと思い出話
毎年子どもたちと一緒に仕込んでいました。氷砂糖をつまみ食いできるのが楽しいらしく、嫌がらず手伝ってくれました。「梅ジュースだよー。」と伝えると「やったー!」と言う子供たちの声を思い出します。作り始めたきっかけは、自然の少ない場所で育っている子どもたちに季節を感じてほしいと思ったからです。以来20年余り毎年作ってきました。これからも続けます。
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