九成宮醴泉銘(きゅうせいきゅうれいせいめい)欧陽詢(おうようじゅん)の臨書12月のお稽古まとめ。大人の習い事として仕事からの気分の切り替えも兼ねて習いはじめました。多くの書道初心者が、初めに向き合う、九成宮醴泉銘の臨書です。九成宮醴泉銘は楷書の最高峰といわれています。コロナで教室に通えない時期もありましたが、約3年取り組んでいます。
今月臨書した字
今月臨書した字・・「昔之池沼(み)引、谷澗宮城之内、本乏水源求而、無之在一物既、非人力所致聖、心懐之不忘粤」※新字体で表記していますので、拓本の字とは形が違うものがあります。パソコンで変換できないものは、平仮名で表記しました。表記や読み方の参考にしている本は以下です。お稽古にも使っています。見出しにある漢字も同様に新字体で表記しています。臨書の際は、拓本にある通りに臨書しています。
書の古典 九成宮醴泉銘 (シリーズ書の古典)
昔之池沼(み)引
谷(かん)宮城之内
本乏水源求而
無之在一物既
非人力所致聖
心懐之不忘粤
拙い臨書ですが、苦手だった縦の線が徐々に克服できています。止め、はらいに雑な所があります。苦手で迷いながら書いている部分です。先生の筆の運びを見て、少しでも身に付くよう真似ています。
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